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2016年 韓国・高麗大学に交換留学

一年間の総まとめ【感想】

 

 

 

帰国からあっという間に8日が経ちました、、

帰国早々バイトも復活して思い出に浸る間もなく、現実を突きつけられております。悲しいです。()

 

 

 

ほぼ一年ぶりなのに、地元の風景が体に染み着きすぎていて、まるで今までもここにいたんじゃないかと思えるくらい普通に過ごせてることがまたちょっと悲しかったり。

 

ふとした瞬間に聞こえてくるアナウンスやおしゃべりも自分と同じ日本語を話していることへの安心感を感じると共に、本当に帰って来ちゃったんだな〜と、結構心にポッカリ穴が空いてます。

 

 

 

 

 

というわけで、タラタラと一年間書き続けて来たこのはてなブログなんですが、地味〜〜に見てくれている方がいるような、いないような…?(笑)

 

 

大して更新も出来なかったですが、最後の最後に留学のまとめとして一年間で感じたことや学んだことを書いて、とりあえず留学生活に関しては最後にしようかな、と。ざっくりカテゴリーに分けて。

 

 

 

まず、

 

【大学生活(勉強)】

 

 

この一年、正直大学に入って一番といっていいほど、机に向かっている時間が長かったと思います。

(もちろん今までがサークルばっかりでまともに勉強してなかったっていうのもありますが)

 

 

国内トップクラス、3本指に入ってしまうような学校にポーンと入って、いくら同じ大学生だとはいえども本当にレベルの高さには最初から最後まで衝撃を受け続けていました。

 

高麗だから余計かもしれないですが、授業に対する態度や、純粋に学習することに対して関心を持っている学生が多くて、自分が恥ずかしくもなりました。

 

 

元々留学中は妥協するつもりは余りなかったし、学べるものは学んで帰ってこようと思っていたので、わたしも授業を一生懸命聞いたつもりだし、出来る限り理解をして帰ろうと思って復習中心で受けていました。

 

 

外国語を学ぶのではなくて、外国語で学ぶということがどれだけ大変なのかを身を持って理解出来たし、受講した授業もかなり大満足な内容だったので、受けて良かったなと満足でしかないです!これは本当に。

 

 

特に、政治や国際社会のような授業は韓国の立場や考え方を知るいい機会になったし、さらに他の国との関わりに関心を持てる機会でした。

 

 

ひとつの授業、一週間に2度で進度も早く内容も濃い上に、中間テストや課題があって、授業に関して学期中に気を抜ける時間があまりなかったですが、日本にいる時もこれくらい勉強するべきだったのかなと、少し後悔もしました……

 

 

自分の意思があって空き時間とかを使って勉強していたので、受験期の強制されてするもののように「ウワーーーー勉強したーーーー!!」っていう達成感とかやり遂げた感とかはないですが(笑)、これから色々自分で目を向けてみようと思える機会になりました。

 

 

 

 

【韓国語】

 

 

語学力に関しては自分で何とも判断しにくいので何とも言えないですが、最初に比べたらそれは確実にレベルは上がったと思います。

 

 

序盤のことをあーんまり覚えてないのでアレなのですが(笑)、最初何が大変だったって、生活で必要な言葉が分からないってことでした。

 

 

何せわたしが基本的に韓国語を学んだのはバラエティや音楽なので、生活で実際に必要な言葉は本当に実際に生活してから覚えていきました。

 

 

わたしは受験生の時から、分からない単語に出くわしたらとりあえずノートに書き留めておくというクセがあるんですが、

留学序盤に書いてた単語とかを見ると「これが分からなかった時もあったんだな〜〜」と思えてるからたぶん成長したのかと。(笑)

 

 

담아드릴까요? (袋にお入れしますか?)

 

すらも分からなかったですから、そう思うとね。(笑)使わないじゃないですかバラエティでこんな言葉。(笑)

 

 

 

わたしがこの一年間韓国語を使いながら過ごしてきて一番嬉しかったのは、

後期の韓国語の先生が、「韓国人が話すような言い回しが出来てて驚いたよ!」と言ってくださったことでした。

 

 

 

元々韓国語の響きや言い回しがすごく好きでここまで勉強してきたのもあったので、どうせ一年行くならネイティヴに近づけたいと思っていたのもあって、

発音や言い回しを評価してくださるのは本当にモチベーションになっていました。

 

 

先日受験したTOPIKも、無事に6級を取得することが出来ましたが、それでもやっぱり今でも分からない単語はそこらじゅうにゴロゴロ転がってます。まだ悔しいです。(笑)

 

完璧主義なので、たぶんこれからもずーっと重箱の隅がつつけるくらいまで勉強し続けると思うし、これも好きで勉強出来ていること、韓国語自体がやっぱり好きだなあって思える言葉だからだと思います。

 

 

入り口は日本語と似ていてすごくスルスルいくから面白いんですけど、奥が深すぎてここまで来るともっと面白いです。(笑)

 

 

 

 

 

【生活・文化】

 

 

とはいえ、やっぱり地理的に近いので、欧米の子達に比べたら体に馴染むのは早かったと思います。食事とか特に。

 

 

何度か驚いた文化のこともエントリーに書きましたが、最初は今まで過ごしてきた文化とは異なって困惑もしたけど、最後の方はそんな違いにもかなり寛容になっていたんじゃないかなあと思います。

 

 

 

日本に帰ってきて感じるのは、やっぱり韓国って色んな意味で厳しくないというか、適当といったらあまりいい意味に捉えられないと思うんですが。そうじゃなくて、一定のラインまで行ってたらそれでいいよ、みたいな。そんな空気。

 

 

日本に帰ってきてカフェに入ってあまりにも丁寧な接客をされてむしろわたしがアタフタしちゃったんですが(笑)

 

 

韓国の適度にテキトーなところが私は結構好きでした。

 

 

 

ちょっとしたことから始まる店員さんとの会話とか、何気ない一言とかが好きで。

 

 

 

お姉ちゃんその携帯ケースカワイイね!

 

 

とか、カラオケ店員にいきなり言われること、日本じゃなかなかないじゃないですか。

 

 

来週日本行くんだけどなんかオススメするとこない?」とか、「お団子綺麗に結んだね〜」とか、「カバンについてるシロの小さいぬいぐるみカワイすぎます、触りたいいい」とか。(これ全部話しかけられる一言目っていうw)

 

 

電車のなかで電話してたり、カトクの通知音がそこらじゅうで鳴ってたり、赤ちゃんが泣いてもみんなニコニコしてたり、すぐにお年寄りに席譲ったり。

 

 

確かに、典型的なイメージが間違ってるかって言われたらそうでもないです、ケンカ始まったらカーーーッてなってるし、早口(に聞こえる)し、運転荒いけど……

 

 

でも、いい意味でも悪い意味でも遠慮のない感じが、すごくハッキリしてて、逆にわたしは気持ちよかった。気がします。

 

 

 

行く前は、正直性格もあって上手く馴染めるだろうかって心配なこともあったし、国同士複雑な関係なのも間違いないのでそれが理由で何かを受ける可能性だってあるんじゃないかと思ってましたが、

 

直接ハッキリ言われたのはチェジュ島の時の件だけで、わたしが想像していたよりもそれを理由で何かしてくる人はいませんでした。

 

 

観光客のあまりいないような場所でご飯食べてたりすると、隣で「日本人だ…」みたいなこと言ってる人はまあしょっちゅういましたけど、でもそれで危害を加えてくる人は限りなく0に近いです。

 

 

 

旅行に何回も行っていたときからそれは薄々感じていたけど、実際に「日本本当に行ってみたいんだよーーー」とか言ってくれる人がたくさんいるの、実際に住んでみないと分からなかったかもしれない。です。

 

 

 

 

と、ここまでカテゴリに分けて書いてみましたが。

 

 

一年過ごしてきて本当に感じたのは、ベタなことしか言えないけど、やっぱり百聞は一見にしかずだったな、と。

 

 

どういうイメージがあろうと、周りがどんなことを言ってこようと、自分で見て感じてみないと実際のことって分からないです、本当に。

 

 

元々家で一日中ゴロゴロしてるのが嫌いというか、ダラダラするのも好きなんですけど、暇な時間というのが嫌いで、

留学生活中は一日中家にいた日は、テスト前の勉強に追われる日か熱出た時かくらいで、絶対に外に出てました。

 

 

毎日そうして外に出ることで得られる、言葉でも文化でも何でも、些細なことが私にとっては新しい経験で、刺激で、次に繋がるきっかけでした。

 

予想を覆されることも本当に数えきれないくらいありました。

 

 

おまけに、まさか自分がいる間に、韓国という国が揺らぐことが起こるなんて想像もしていなかったし、このタイミングで自分の目にその混乱の姿を収められたことも、本当に意味のある経験だったんじゃないかな、と思います。

 

 

 

盲目的に何でもいい・好きって言ったり、貶したり、そういう人になりたくなくて、自分の興味があるからこそ、自分の目で見て来たくて決めた留学でしたが、

 

 

行って本当に良かったと思います。綺麗事みたいに聞こえるけど。

 

考え方が変わったとか、そういう大きなことではないですが、考え方にまた一つ二つ幅が増えて、色んな可能性を考えられるようになった、そんな感覚です。

 

 

 

正直言うと問題はここからで。

 

もう、目の前に就職活動が迫っています;;;

 

 

留学すること自体が目的でもなかったし、帰って来て本当にこれからどうしたいのか更に悩みが深くなってしまいました…(笑)

 

 

兎にも角にも、長々と書いて来ましたが!

 

私にとって、一年を通してもっと大きな影響を与えてくれる場所になったことは間違いないので、、、

 

これからもどんな形でか関わり続けたいし、色んなことを知り続けたいなと思える形で終われた留学生活でした。

 

 

 

今後は、進路についてもぼちぼち息抜きにかけたらいいな、と思って、ます。忘備録なんで、個人的にも。

 

 

 

長くなりすぎましたが、一年のまとめでした。終わり