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2016年 韓国・高麗大学に交換留学

1学期を振り返ってみるヨ

 

 

 

 

また間が空いてしまいましたが、更新しない間にテスト期間が過ぎ、留学生活初めての学期が終了しました!!!

 

 

期末は4教科中3教科しか試験がなくて、結構グダグダグダと勉強してたのですが、何とか終了して良かったです(違う意味で終了している可能性は大いにアリ

 

 


毎回毎回エントリーで「あっという間」って言っては来ましたが、いざ振り返るとものすごい長い時間だった気がします。
確かに入国したまだ肌を刺すような寒さのソウルが昨日のようにも感じられるけど、もうまるで数年住んだかのような馴染み方をしているのも事実です。(笑)

 

 

 

という訳でですね、入国からの4ヶ月間を振り返るエントリーにしてみよう思います。
後に、2学期が始まる時に、また留学生活が終わった時に振り返れるように…自己満で。(笑)

 

 

 

 「助けて!」って言える強さ

 

わたしはもともと積極的な性格ではないので、何か問題があると割と全部一人で解決しようとして周りに助けを求めれないタイプなんですが、外国で全て一人で解決しようとするのもなかなか難しい時もあって。

 


全部丸投げドーーンってのは、自分のためにならないのでアレですが、最近やっと人の力は借りても良いということを学びました。

 

 

助けを求めるって一見すると弱い人がする事だけど、本当に弱い人は助けを求めることすらも出来ないし、意外とスルスル物事解決してる人って逆に上手く人に頼れてる人だと思うのです。

 

私は根っこが本当にチキンなので、今まで確かに一人で解決しようとはしてたけど、結局それも上手くいかない時、人にも頼れない=諦めるみたいな流れがデフォだったんです。

 

相手が外国人だろうが日本人だろうが、その辺のおじさんだろうがバディだろうが何だろうが、誰かの存在が必要な時に「力が必要です!」って言える強さを少し手に入れた気がします。

 

 


それと関連して、よく留学中、日本人とつるむか?つるまないか?で賛否両論が分かれることがありますが、私もここに来るまでは、絶対日本人とはつるまんぞ!!!と小意地張ってたんですが。

 

 

 

イヤーーー日本人の存在は大きいです

いざという時は日本人のチカラ借りるべき!!!と思います。

 

 

やっぱり自分の伝えたい事を自分の言葉で話して、それがそのまま伝わることの安心感を再確認できるし、色んな情報源は結局、日本人から得てた気がします。

 

 



結局、誰かに上手く頼れるようになってから、自分一人で色々解決出来るようになった気もします。

自分の考えや疑問を素直に口に出す勇気を持つ事。分からなかったら聞けばいいし、助けを求めるのも一種の当たって砕けろだと思います。わたしみたいなチキンにはそれが出来ないんで…

 

言葉が上手く通じない人に助けを求めるってなかなかに当たって砕けろだと思います、私は。

 


本当は家の契約も誰かに付いて来てもらおうって思ってたけど、なんだかんだ一人でどうにかなったし。
今までの自分だったら聞きたい事があっても「通じなかったらどうしよう…」て怖くて聞けなかったことも、今では躊躇なく聴けるようになりました。

 


まだ電話とかお店とか、予想外の展開とか、緊張する場面はまだまだあるけど、最初に比べたら、失敗したらどうしようの心配は減りました、今思うと。

 

 


〇〇について考える時間

 

 

当たり前だけど、本当に留学生活って考える時間が物凄く多いです。
自分、家族、勉強、社会、経済、将来……何についてかは本当に多種多様。

 


本当にどんなに小さな事でも、今まで置かれていた日本の環境と比較してみたり、自分と友達の意見を比較してみたり、何気ない会話の中から世界中のあらゆる違いに気づいたり。
発見の多さ。

 

 

今まで自分のなかで当たり前だと思って信じてきた世界は、ここにはないし、一歩外に出れば多様な考え方がある事に気づかされました。

 

もちろん日本国内でも同じ経験が出来ない訳じゃないけれど、より可視化されて、身をもって体験出来るのは外国人と触れる、現地の雰囲気を感じるこの時間なんじゃないかなって思います。

 

 

今はネットが便利な時代だし、ある程度のことなんてみんな知ることが出来るけど、結局百聞は一見に如かず。って本当だと思います。それでこそ留学の醍醐味だと思う。旅行とはまた違う、身を置いて生活するって全然違うことだと思います。

 

あんなに何回も来てた韓国だけど、大学生が「疲れちゃった」って理由でポンポン休学してたり、想像以上のカード社会だったり、コンビニにコピー機がなかったり。

そんなこと旅行じゃなかなか気づけなかったと思います。

 

 

特に教育制度(大学生活)と就活の話は一番身近なトピックであるが故に、そこに関しては本当にいろいろ考えさせられます。

 


高麗の学生の授業に対する姿勢とか、レベルの高さ・要領の良さ、他の国の大学生活、留学に対するモチベーション、就活制度、スペック…
そういう話を聞けば聞くほど、自分(や日本)の今の状況を考えて何が一番必要で大切なのか、この4ヶ月間足りない頭で物凄く考えた気がします。

 

 

日本だと4年ストレートで大学卒業して新卒で会社入らないともうアウト!みたいな空気感が当たり前だけど、色んな国の人と話してると、なぜ新卒がデフォにならなきゃいけないのか訳が分からなくなってきます。(笑)

 

私ももちろん留学が終わったら自然と日本の流れに乗って就活をするんだろうな~とぼんやり考えてはいましたが、ポイッと休学して留学してたり、もう26くらいで韓国が留学3か国目!みたいな人を見ると、私にとっては今やりたい事をやれる時にやるのが一番いいんじゃないかなっていう思いが生まれたり。

 

 

まだ4カ月しか経ってないけど、この4カ月で経験したこと、感じた事の濃さを思うと、留学っていうイレギュラーな時間に頭がパンクするくらい物事考えるのが良い時間の使い方になるんじゃないかと、最近思うようになりました。

 

 

 

肝心の言語のお話

 

 

で、4カ月たって一体わたしの韓国語はどんくらい伸びたんだーい!って話なんですが。

 

 

どうでしょう??(笑)

 

自分じゃそんなに伸びた感じはしないですが、日常生活で支障は出ないくらいまでにはなってきたかな~と思います。盛ると。←

 

 

もちろん生活の中で頻出の単語はイヤでも覚えるし、授業でしょっちゅう出てくるような単語も覚えるので、単語数は明らかに増えたとは思いますが、やっぱりまだまだスラスラ新しく覚えた単語や文法が出てくるまでにはいってないかなって思います…

 

まだまだ全然間違った文法で話してるし、状況に100%合う単語を使い分けれている訳じゃないですし。

 

特に会話で伸ばそうとすると、いちいち会話を頭の中に記憶しておかなきゃいけない作業が必要だし、知ってる単語を繋ぎ合わせて話してもなんとなく伝わってしまうので、ボキャブラリーを増やしておくに越したことはなさそうです…;;

 

 

 

でも!4カ月色んな韓国人の人と話してて一番うれしいのは、発音を褒められることです!かね!

 

正直日本に居る時に韓国語話す機会なんて本当に週一回の授業の時しかなかったので、リスニングとスピーキングが一番不安だったのですが、「本当に自然!」って言われたときは本当に飛び上がりそうなほど嬉しかったです…!

 

 

元々、英語を一生懸命勉強していたいつぞやの時代の時も韓国語を勉強しているときも、言語の勉強するなら出来るだけネイティブの発音に近づけたい!っていう気持ちがあったので、下手だろうが出来てなかろがとりあえず‘ネイティブっぽい’発音をするように、マネしてたんです。(笑)

 

 

よく聞いて、抑揚の付け方とかもとりあえず真似してみる。激音も濃音もすごく苦手だったし、母音の細かな差とかも苦手だったけどとりあえず意識しながら真似し続ける。

とにかくそれだけずーっとやってたのですが、自分でもいつの間にかアレ?と思う瞬間がありまして。

 

いつの間にか激音とか濃音の発音がそんなに意識しなくても出来るようになってきた瞬間が訪れたのは何となく感じてました。(笑)

 

 

とはいっても、発音だけよくても内容薄かったらどうにもならんのでね、やっぱりもっと勉強するに越したことはないので。夏休みは全力でボキャブラリーUPの時間にしようと思っています。

 

 

そして、韓国語だけではなくて、本当に韓国…というか高麗に来て英語が出来ないことがこんなにも恥ずかしいことかと痛感しまくったので、ぼちぼちと英語もブラッシュアップを図る事にしました。

 

 

やっぱり世界共通語は英語です。

 

私もここに来る前は「ここ韓国だし英語なんてできなくても…」っていう言い訳を背に、韓国語ばっかり勉強してましたが、もちろんここは韓国ですし、韓国語で学びたいから韓国語を勉強するのは当たり前だけど、結局KUBAの活動諸々で英語が一つの理由で自分だけついていけなくて痛い目に合ってるのは事実で。

 

早かったら小学校、遅くても中学から6年以上も触れてきているはずの英語なので、基礎的な部分は大半の人が(忘れてなければ)知っているはずなので…

あとは恥は承知の上で何でもいいから喋ってみるに越したことはないと思います。(自分に対する戒めです、コレは)

 

 

という訳で、夏は二刀流で構えることにします。どちらも中途半端にならないように…気をつけながら…

 

 

 

てな感じでめっちゃ長くなりましたが、4カ月の反省でした。

あと丸々半年を残すところになりましたが、今まで以上に一日一日を大切にして、部屋に一日中何もせずに籠っている日はなるべく…絶対作らないように、何か一つでも吸収できるようにしたいと思います。宣言。

 

 

なので、小意地を張って夏休みは日本に帰らずにこっちで過ごすことにしました。

 

 

周りの外国人もみんな帰っちゃって、日本人の子たちも一時帰国する子がほとんどですが、この10ヶ月が自分次第で良いものにも悪いものにも、どうにでも出来ることがこの4カ月過ごしてよく分かったので、7月は交換留学生用の語学の授業、8月は丸々こっちでインターンをすることにして、積極的に動く夏休みにします!

 

 

2学期目が始まるころには、さらに自分が成長出来ているように、自戒も込めてここまで!(長すぎ)