#FFFFFF

2016年 韓国・高麗大学に交換留学

わたしは"日本人"だということ

 

 

 

ついこの間長い長い秋夕連休が終わってしまいました(号泣)

 

 

2学期はあっという間に過ぎていくと聞きましたが、怖いことにもう9月が半分以上終わっちゃいましたよーーー

 

 

 

忘れないうちに書き残しておきたいことを残しておこうと思って、勉強が手につかない休憩時間を大幅に利用してエントリーします(笑)

 

 (いつになったらインターンのことを書くのかというご指摘はノーコメントで)

 

 

 

 

タイトルから大体想像つく話だとは思いますが、わたしがこっちに来てから体験して実感した、自分が"外国人であって日本人である"ことについて触れたいと思います。

 

 

といっても、普段生活していて、一発で自分が外国人だと気づかれる確率があまりにも低いので何とも言えないですが(笑)

 

 

 

でも、ここが韓国であるがゆえ、出発する前から何となく確信のない不安がまとわりついていたのは事実です。

"わたしが日本人だから"という理由で、何かが起こりうるのじゃないかな、と。

 

 

 

実際に良く思ってない人がいるのは事実だというのは想像出来ていたので、そんなにビビってはいなかったのですが、

 

実際に暮らしてみて、本当に、そんな理由で言いがかりをつけてくる人はマイノリティです。

過去4回韓国遊びに来て、今回暮らしてみて、引っかかったのはたった一回だけでした。

 

 

 

だからこそなのか、そのたった一回でわたしは予想以上に衝撃を受けてしまいました…

 

 

夏休みにチェジュに旅行に行ったことは前回エントリーで書いたんですが、

 

実はその時泊まったホテルで、ある出来事がありました。

 

 

 

その時は、台湾系アメリカ人の友達と一緒に旅行していたのですが、夜に帰ってきてフロントで鍵を貰うついでに、横のラックにあったガイドマップを見ながら明日どこ行こうね〜って話をしていたんです。

 

 

そしたら、フロントのお兄さんが声をかけてきて、

 

ここそこ行ってみたらどう?雨だからこういうところがいいと思うよ!

 

と、色々提案してくれたんです。

 

 

あまりそんな経験もなかったので、わたしは普通に「優しい人だな〜」と最初は思ってました。最初は。(笑)

 

 

 

でも、私達が「오설록のティーミュージアムに行きたい」と言った時に

 

 

あーーあそこはー…大したところじゃないよ、中国人しかいないからオススメしないよ

 

 

と言ってきたんですよね。

その辺から友達は既にオヤ?と感じてたみたいです。

 

 

 

で、話を進めてるうちに、私達がどこから来たのかが明らかになった訳なのですが、それにも関わらず、

 

 

来月日本に出張に行かなきゃいけないんだけどさーー行きたくないんだよねーー

 

 

と言っていて。

 

 

わたしは鈍感すぎて、最初は面倒くさいから行きたくないって言ってるのかなって思ってたんですが、

 

 

その後に言われた言葉で全てひっくり返りました。

 

 

 

 

 

あ、突然こんなこと言って、別に喧嘩したい訳で言うんじゃないんだけどね?

 

 

独島は私達のモノだよね?^^

 

 

 

 

 

とものすごい笑顔で聞かれました……

 

 

 

私は突拍子のなさと、その内容と、明らかに私が肯定するのを待っているのとで、困惑して口を噤みそうになったのですが、

 

 

それは私が答えてどうなる話じゃないですよね…

 

 

と突き返しちゃいました。

 

 

今まで、こんなにストレートに話題に触れられたことがなかったので余りにもビックリしたのですが、かなり衝撃でした。

 

 

別に凹んだとか、そういう類じゃなくて、やっぱり私は日本人なんだなということ、そういう人もいるんだということを改めて実感した経験でした。

 

 

 

友達も台湾系ではあるものの、「中国人=マイナス」というイメージでしか見られてないことにすごく引っかかっていたようで、

 

部屋に帰って二人して「今のはなかなか衝撃的だったね」と話していました。

 

 

 

勿論バックにそういう歴史があるからこそなのはわかっていますが、いざ自分が「なに人」という枠でしか見られていないと分かると、なかなか衝撃を受けます。

 

 

確かにナショナリティは自分の属性の一つだし、嘘をつけるものではないけど、

その枠でしか人を見ずに、変な固定観念を付けて判断するのは、すごく利己的じゃないかと………

 

 

 

別にわたしはこの体験を受けて「これだから韓国人は!」とはなっていませんし、いい人がいっぱいいるのも身を持って体験しているので、これは一体験として受け入れているのですが、

 

この体験を受けてから、日本人だと分かられることに抵抗を覚えるようになったのも事実です。

 

 

この体験のあと、チェジュでものすごく優しいタクシー運転手さんに出会ったのですが、

その運転手さんにも「どこから来たの?」と言われて、友達が「アメリカです」って答えたのに同乗してました(笑)

 

 

個人単位でどうなる話ではないですが、100%何も気にすることなく生活し続けられるかと言われると………なところはありますかね…

 

 

 

あとは留学する前から思っていたことですが、韓流ブームで韓国にかなり注目が集まるようになって、

 

 

韓国好き!韓国だから好き!韓国人大好き!韓国人と付き合いたい!韓国で流行ってるから好き!韓国韓国韓国………

 

 

みたいな流れがあるのは事実だと思うのですが、実際これもどうかな〜と思うのです。(留学しといてなんだって話なんですが)

 

 

盲目的に、"韓国だから好き"ってすごく中身がないような気がして。すごく狂気的な感じがするのです……

 

 

もちろんわたしも好きですけど、好きなところはいっぱいありますけど、それと同時に、こういう所は治すべき所なんじゃないか、とか嫌な部分とか実際に生活してみて感じる部分もあります。

 

 

知らないことが沢山あるからこそ、実際に来て身を持って感じたかったし、あえて国際関係を扱う授業を取ったのも、良いところだけを見ても意味がないなと思ったからです。

 

 

 

今回取った国際関係の授業の教授も、勿論日本に対して100%いい印象を持ってる訳ではないと思いますが、

それでも冷静に判断して話をしてくれる教授で、凄くタメになるので取って良かったです。

 

 

文化や社会を知ることは、間接的にも言語の学習にも繋がってくると私は凄く感じるので、色々な面から気づきを得るのは留学中で一番しなければならない事かな〜と思うのです。

 

 

 

 

とまあ、ここまで偉そう〜に書き連ねて来てしまいましたが、

 

何が言いたいかというと、

 

自分が固定観念に任せて決めつけたりせずに、もっと積極的に色んなことを知って考えられる人間になれるようにしよう、という自戒なんですが。(笑)

 

 

 

この留学のおかげで韓国と日本に限らず、もっと色んな国について知りたいし、知らなければならないなと感じたのも勿論ですし、

 

自国である日本に関してもっともっと考える機会が増えました。

 

 

文字で表現するのはなかなか難しいのですが、やっぱり実際に自分の目で見てみるのは想像の世界や教科書の世界、インターネットの世界に比べて、インパクトとスケールが違うな〜と思います。

 

 

残り3ヶ月しかないのでだいぶ気持ち的に焦っているのですが、残りの時間でどれだけのことを吸収するかにかかっているな〜と最近つくづく感じています…

 

 

久しぶりすぎてまとまりのないエントリーですが。(笑)きちんと次はインターンについて書きますよ!!!!

 

 

書きたいことはたくさんあるので更新頻度を上げられるように頑張ります、、、、