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2016年 韓国・高麗大学に交換留学

不動産屋さんに行ってきた

 

 

6月です。

 

週末は久しぶりの(?)3連休で、というかこっちに来て初めての月曜が公休日になってちょっとワクワクでした。

ちなみに昨日は현충일と呼ばれる、朝鮮戦争等で国のために犠牲になって亡くなった方々を悼む日だそう。

 

 

 

そんなこんなで、あと2週間で1学期目が終了というところまで来ました。KUBAの公式的な集まりも土曜日で終了して、再び試験準備期間に突入。

 

個人的には課題も発表も極端に少ないので、あまり切羽詰まってないのですが、人によっては発表週に何個も抱えてたり、グループワークでこじれてたり、色々大変なようで。こればっかりは履修の仕方によりますね…

 

私も試験勉強ぼちぼち始めてはいますが、中間で一回どんな感じなのか掴んでしまったので、気持ち的に余裕が出来ちゃってあんまり身が入っていないというか…

(とか言って突発的に試験激ムズになったらどうしよう)

 

 

 

 

学期末も近づいて、夏休みの過ごし方と色々考えてる中で、避ける事が出来ないのが’家’なんですが。

 

 

今住んでいる寄宿舎は、もちろん夏休み中も継続していることが出来ますが、100%ではありません!

優先順位は常に、その時高麗大学に新しく来る留学生なので、時が経てば経つほど優先順位が下がっていきます…

 

 

留学始まった当初から、一学期終わったら寮出たいな~とぼんやりは思ってたのですが、生活しながらやっぱり寮まで向かう坂のアップダウンと、キッチンやトイレなどの共同スペースのことを考えながら、本格的に外の部屋を探してみようかな~という気持ちになりまして。

 

親に相談してみたものの、その中で一番厄介だったのが保証金の存在。

 

 

いわゆるコシウォン・コシテル・ゲストハウスのような施設であれば家賃(=ウォルセ/월세)だけでよいのですが、ワンルームになると契約時(入居時)に保証金としてまとまったお金が必要で、物件によって値段は変わりますが、相場としては500万~1000万ウォン程度。決して安くないです。

 

退去時に全額返金が基本なので、結果的に手元から消えるのは家賃プラス管理費諸々なんですが、当たり前にそんな大金(しかも100%返ってくるって私が確実に言える話でもない)払うのはちょっと抵抗あるんだけど…と親に返されてしまいまして。

 

 

まあ、そりゃそうですよね。

日本だったとしても大金ドカンと預けるのはちょっと不安なのに、ここはさらに不安になりかねない場所ですし(苦笑)

 

 

そう言われるのは仕方ないか…と思って、結局一度夏休みも継続して寮にいようと申請をしました。

 

 

…なんですが。

 

 

ある日、前学期から留学している日本人留学生の子に会って話を聞いていたら、「秋学期はアジア人は少ないけど欧米人が大量に来るから入れないって思ってたほうがいいよ」と言われてしまい。

 

秋学期にどうせ追い出されてそこから4カ月だけどこか家探して入らなきゃいけないくらいなら、やっぱ夏から家探して入ったほうが結果的には良いんじゃ…?と思い、親を再説得。

 

保証金が出来るだけない(少ない)、ウォルセだけのワンルームを条件に家探しの許可が下りまして。

 

 

ついに韓国で不動産屋さんに行ってまいりました!!!

 

 

友達も同じタイミングで家探しだったので、とりあえずその友達と二人で行ってみることに。韓国人をつけないで行って大丈夫かなと、最初は不安だったのですが…

 

高麗大学の周りは勿論ですが学生街なので不動産屋さんは歩けば大量に目に入ります。

どこがいいとかよく分からないので、手当たり次第に入ってみました。

 

 

 

とりあえずまず友達の物件探しに付いていって。友達は保証金1000万ウォンでも大丈夫ってことだったので、条件を話して、すぐその条件にあった物件を見に行くことに。

 

その場所は学校から歩いて10分程度の、新築&リモデリングしためっちゃきれいな物件で!…まあでもそこは保証金1000万ですし、私は無理だな~私の条件じゃもっと汚くて古いところしか紹介されないんだろうな…と思いながら回ってました。

 

 

 

そこから数日。一人で不動産屋さんを転々として、なんとか保証金が低い物件を探し回っていったのですが、みんな「普通だったら保証金なしの6カ月契約なんてしないんだからね~?大家さんと仲良いからしてあげるのであって!」って言いながらも見せてくれました。(笑)

 

部屋もそこそこ悪くもなくて、それぞれ一長一短がある感じ。

 

ある不動産屋さんは、最初保証金500万ウォンの部屋を見せてくれたのですが、私が留学生で日本人だとわかるとめっちゃ陽気になって、「いいところから来たね~!!!!留学生だし保証金高いと困るでしょう?」ていいながら保証金300万ウォンまで下げてくれたり。

 

 

留学生だし韓国語も完璧じゃないので煙たがられるかな~?と、不動産屋さんに行くまではかなりチキってたし、怖かったのですが想像以上に親切な方が多くてびっくりでした。

 

結局4件くらい見回って、持ち帰って親と再相談。

 

 

セキュリティとか、オプションとか、住みやすさとか色々考えて、結局親も300万ウォンくらいまでなら保証金見てあげるというお許しが出まして…大感謝。土下座。出世払いを約束しました。

 

 

見た中では、最後に見せてもらった気前のいい不動産屋さんの、保証金300万ウォン、ウォルセが管理費や水道ガスなど全部含めて50万ウォンの物件がいいかな~と思ってそこにしようと思ったのですが…!!!

 

 

韓国にも、’駅から徒歩何分の物件’だったり条件入れて調べられる직방という不動産アプリがあるのですが、たまたまそれを見ていたら、友達が最初に見ていた新築物件が保証金500万ウォンで出されていて。

 

おやおや!??!?と思って、即中継不動産屋さんに連絡して、再び部屋を見せてもらって、どうしても保証金がたくさん出せないと交渉したら、そこも300万まで下げてもらうことに成功しました!

 

 

その代わりに、提示されているウォルセよりは少し割高になりますが、新築物件をこの破格で住まわせてもらえるなんて逆に大丈夫か!?ってなるレベルまでにしてもらうことが出来ました。パチパチ

 

しかも大家さんが日本語ペラペラという安心材料もついていたことに私一人で行ったときに気づいて。(友達と行った時は私たち中国人だと思われてた笑)

 

 

 

ここまでは一人でなんとか色々やれましたが、契約その他諸々は大金が絡んでくるので、日本語も韓国語も出来る知り合いのオンニについてきてもらうことにしましたが、こんな程度の韓国語でもなんとかなるもんやなとちょっと安心しました。

 

 

というわけで申請した寮もキャンセルして、部屋の契約も完了させてきました!!!!!

 

 

大方心配だった契約期間とか保証金の話とか諸々は契約書に記載されていたし、不動産屋さんも細かな部分まで気をつかってその場で記載してくれたり、大家さんと相談しながら双方に誤解がないように説明してもらったり、

 

よっぽどの悪い人じゃないと信じて良いのなら、めちゃくちゃ丁寧な不動産屋さんと大家さんでした。

 

 

とはいえどもここ外国ですし、私も留学生の身なので、契約書説明してもらってる時は、細かいことはきちんと口頭じゃなくて文章化して契約書に載せてもらえるようにお願いするべきだと思いますし、

 

最悪、こっそり録音とかしておいてきちんと証拠を残しておくのは何かがあった時の手でしょうね…

 

 

あとは、大家さんが破産せずに、家に何も不備がなく、退去時の全額保証金が返ってくることを祈って、(全部普通じゃあり得ないと信じたいけど)引っ越すだけです!!!!!

 

というわけであと2週間でこの寮ともお別れです………

 

 

テストもなんだかんだ二日間だけなので、終わったら即引越し準備に取り掛かりたいと思います!