トラウマの深さ
テスト終わったよ!!!!!!
長い長いテスト期間の割に、テストは二日間で終わりました。あっけな。(笑)
どうも、日本にいる時から、韓国の大学はテスト期間やばい、徹夜続きで図書館席空いてないカフェ席空いてない、過酷みたいなイメージが凄くて、
中間試験とはいえどんだけ難しい問題出てくるんだろう…どうしよう…
と、かなり不安だったのです、が、
実際教室入ったら、紙切れぺローンって一枚配られる感じで、想像よりかは難しくなくて安心でした。
もちろん、授業中の内容をきちんと理解して、覚える所は覚えて、っていうのは必要ですけども。
やたら長い自分の主張を問われるような記述問題とかが出ると思ってたので、語句問題とか選択問題とかで、安心しました。(だがしかしbut出来ているかはまた別だけど)
にしても、韓国の大学のテストって何かゆるーんってしてて面白い。
日本の大学って、試験会場がきっちり決まってて、学生証ないと受けれないし、教室入っても、席はきちんと一つ空きで、解答用紙も問題用紙も回収するまで席立たない!が普通じゃないですか。
こっちは、とりあえず自由に座ってみて、先生が一応隣同士で座らないように指示するか、なんなら隣同士で座ってます。
学生証なんていらないし、問題用紙配られた人から始めていいし、終わったらさっさと出して帰ってよし。
緩いぜ。
しかも途中先生に質問するのもアリ。というか何なら先生から声かけてきたりもする。
こういうところでも差を感じるとは思わなかったのでビックリ。面白いけど。
とりあえずは試験の雰囲気が分かったので、これから期末にかけてまた頑張っていこうと思います。
このテスト期間中に、日本ではまた大きな災害が…
韓国でもニュースでやってました。NAVERのニュースにもずっと出てたし。
あの日あの時間、たまたま携帯見てたら、Yahooの防災情報アプリから通知が来て。「震度7」の文字だけ見えて、心臓が止まるかと思いました。なにせ、その30分くらい前に東京が揺れたの知ってたから、ついに来ちゃったのかと思って。
そしたらまさかの熊本で。あんまり地震がある場所じゃないのに…
とにかく、その一報を聞いてからわたしは5年前の記憶が全てフラッシュバックしてしまって、しばらく気が落ち着きませんでした。
元々怖がりだし、地震なんて世界で一番嫌いで。
5年前の地震の時は地元は5弱程度だったのですが、それでもテレビから流れてくる情報や被害と、東京でも感じられるくらいに続く余震で、精神的にやられて1ヶ月間は家の二階にある自分の部屋で一人で寝れなくて、親の部屋に近い一階のリビングで寝てました。
揺れにも敏感になってしまい、じっとしてるのが怖くて授業中も貧乏ゆすりしてたり。緊急地震速報の音が鳴るたびに、部屋ウロウロしていたり。
逃げ場のない高いビルや、閉鎖的な狭くて部屋や店にいるのも苦手になっちゃいました。
あとは、地震があった時がちょうど高1の期末テスト期間中だったので、地元のスタバで勉強してた時だったのですが…それのせいなのか、あれからカフェに長居も出来なくなっちゃって…
想像以上の精神的ダメージを受けてしまったんです。自分でもビックリするくらいでした。
確かに元々かなりビビりではあるけど、ここまで来ると自分でも結構しんどくなってしまうほどで。
今回も、異国にいるから自分に直接的に体験する訳ではないのに、SNSやニュースから離れられない。
聞けば聞くほど、情報を手に入れれば入れるほど、怖くなるのは分かっていても、心配だから気になってしまって見てしまう。お陰で夜も全然寝れませんでした。
立派なPTSDなんだろうなーと、自分でも思います。
去年の夏にあった、調布でのヘリ墜落事故も私にとってはトラウマで。
あれからヘリの音がするだけで、気が落ち着かなくなりました。
衝撃的な出来事がこんなにも精神的に、しかも長期的にダメージを与えるなんて想像もしていなかったので、かなりびっくりしているのですが。
そこでやっとハッとしました。自分から情報過多の環境に身を置かなくてもいいんだ、と。
海外にいると、どうしても情報源がインターネットしかないので、上手く情報が搾取出来なくて、本当に情報過多になると改めて思いました。
テレビみたいに、付けて流しておける、みたいなことが出来ない。自ら情報の海に入っていくので気づかないと本当に流されてしまうなあ、と実感しました。
PTSDの対処法として、その出来事を否定するんじゃなくて、きちんと事実として受け止めること、があるらしいのですが、こうやって文字にすることで、自分の気持ちに整理がつくような気がします。
とにもかくにも、この被害がこれ以上広がらないで、一刻も早く普通の生活に戻れることを願うばかりです。