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2016年 韓国・高麗大学に交換留学

中間試験が迫ってきている訳なんですが

 

 

 

 

本日は4/13。韓国では国会議員の選挙日。という訳で、休日です。

 

 

 

 

…とかサラっと普通に言ってみたけど、日本じゃ有り得ないことですよコレ。選挙ごときで国全体が休みになるなんて。学生にとっちゃ学校ないワーイ!だけど、これもきちんと皆さん投票しましょうね、の一貫なんでしょうね…。

Twitterでは朝から芸能人の選挙인증샷(認証ショット)がひっきりなしに上がってきてます。

 

 

選挙で思い出したけど、この前在韓日本大使館からメールが入ってて気づいたんですが、夏に日本でも衆議院議員選挙があるんですが、海外に居てもきちんと手続き踏んだら投票出来るんだって…知らなかったよ…(もちろん投票してねの催促メールです)

 

 

 

 

 

 

で、前のエントリーにも書いたけど、中間試験が迫ってます。あと一週間。

 

 

日本の大学は中間試験ないのでのんびりのんびりですけども、試験となるとそれなりの準備もしなければならないので、この前一学期始まったと思ったのに、もう勉強漬けにならなアカンのか!という、気持ち的に追われる感じです。まだ4月二週目なのに…

 

 

 

というのも、韓国の大学は一コマ75分と短いのですが、週二回授業があるので進捗で言ったら日本よりかなり早いし、その分内容が深いです。

おまけに私は韓国語で聞く授業を取ったので、ついていくのに必死だし、理解力も日本語で聞く時の半分のスピードに下がっちゃいます。更には、日本の大学では専攻していなかった全くベースのない分野の授業を取っているので、先行知識がない分更にツライのです。

 

 

 

おかげで、日本の時じゃ有り得なかったけど、自然と普段から机に向かって勉強する癖がつきました。

 

 

 

授業で使うプリント類はBlack boardというポータルサイト上に事前にアップしてもらえる(授業によっては授業内で使うPPTもあげてくれる)ので、先に予習して、わからない単語は調べて、

 

授業に行ったら、ノートに殴り書きで聞き取れる部分は全て書き取って、

 

家に帰ってきたらあげてくれたPPT見ながら思い出して、また別のノートにまとめて…。

 

 

 

この流れがないと、まじで、何言ってるかちんぷんかんぷんです。(真顔)

 

 

 

 

最初はかなりヒィヒィだったのですが、予習復習するようにしてから、ちょっとは楽に聞けるようになったし、なにより気持ち的に安心出来るようになりました。(笑)

なんせ、日本とは違って授業の生徒数も少ないので生徒の発言も多いし、先生からの質問の投げかけも多いので、慣れていない身にとっては毎度毎度緊張の場なのです。

 

 

 

 

私的には予習が何より助けになります。

 

先行知識ももちろんですが、やっぱり語彙力に敵うものはないです。

知らない単語がパッと出てきても、まず韓国語の場合は慣れてないと、単語のスペルが頭の中で変換できなくて結局聞き逃しちゃうので、予習の段階で単語に触れておくだけでも、「あ~あのことだな?」ってなれるだけでも全然違う。ただ頭の中で読んで意味を理解するだけじゃなくて、その単語が持つ“音”をなるべく覚えるようにしてます。

 

 

 

なかでも、今までノータッチで個人的に興味があっただけの言語学を取ってしまった私にとって、何より悩まされたのは外来語ニュアンスや発音の差

 

 

世界言語の授業のなかで大量に出てくる国名を始め民族名・言語名…

日本のカタカナ表記に慣れてる身にとってやっぱり韓国語の外来語めちゃくちゃ聞き取りづらいです。(笑)日本だったら外来語は全部カタカナだからプリント見てもすぐわかるけど、全てハングルだとどこからが外来語で、どこまでは普通の韓国語なのか判断するのも一苦労です。

 

ニュアンスや発音の差は、韓国語の歴史という授業を受ける中で感じることで。ネイティブが感覚的に使ってきている細かな発音や意味の違いを問われることが多くて、かなり躓きます。

外来語は予習の段階で触れてればどうにかなるけど、こればっかりはなかなか身につくものでもなくて。

 

 

挑戦したかったから取った授業ではあるものの、やっぱり外国語を学ぶのと外国語で学ぶのって全然違う。

もちろん授業で出てくる単語や文法はかなり硬いものではあるけど、表現の仕方とか、単語の微妙な意味の違いとか、感覚で掴めるのはすごく大きな経験な気がします。

 

 

 

 

 

まあそんな大きなことを言ってるけど、一カ月たって、私の韓国語能力は一体どうなんやっていう話なんですが。

 

 

 

正直な話、考えていたよりかは伸びてない。と、思います。だから正直かなり焦っている。

 

さっきも言った通り、授業で使うようなちょっと硬い単語の量はなかなか増えたと思います。それも言語学の分野に限る話で。

普段使う使わないどちらにしろ、言葉を知ってることを越えることは何もないのですが、それにしても、いわゆる한자어(漢字が由来の単語)ではなくて、純粋な韓国語の単語がなかなか増えない…。

 

 

理由は多々あるのですが、圧倒的にネイティブと話す時間が少ない。です。これは反省。

ネイティブスピーカーと話す機会と言ったら、バディとLanguage exchangeの時が主で。あとは街中のお店でちょいちょい。あとは英語じゃないと不便だから色々と…(笑)

 

もちろん、日本に比べたら韓国語を話す時間は増えたし、考えてることがスッと言葉で出てくるようにはなったけど、やっぱりノンネイティブ同士で話していても、同じ表現や同じ単語を繰り返し使っちゃうので、自然な韓国語にはなかなか繋がっていかない感じがします。

 

普通に生活しててもネイティブスピーカーと“会話”をする環境が予想以上に少なくて、結構困惑したのですが。自分から新しいコミュニティをきちんと見つけて何が何でも話す環境を作らないと、ズルズル日本語でまかり通ってしまうから怖い。

 

 

 

まだ一カ月。だけど、もう一カ月。

時間が前よりもどんどんあっという間に過ぎていってしまうので、テストが終わればもう5月だし。気持ち的にすごく焦ります。

 

でもとりあえずはテストを消化せねばいけないという、この、もどかしさ。

 

テストで残り4月半月全て費やすのはすごくもったいないので、出来る限りネイティブと話す時間を作るのが目標です、今月の。

言語の向上だけが留学の目標じゃないから、そこだけに捉われるのもなかなかアレなのですが…やれることはやっていかないと、と最近色々考えを巡らせてます。

 

 

 

とはいってもやっぱりテスト勉強はしないとなんですけどね!!!!!!

 

という訳で、休憩時間に書こう~と思って書き出したら一時間経ってしまったのでここらで。