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2016年 韓国・高麗大学に交換留学

私が出来ないのは韓国語でも英語でもないってこと





日本には一足遅れて、ソウルにも桜が咲いて日中もだいぶ暖かくなってきました。


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とはいえ、やはり日本の桜並木に慣れ親しんだ身にとってはちょっぴり物足りなさもありますが…。


ちなみに高麗のキャンパス内にはあんまり桜の木はありません!
写真はアナム駅から伸びる一番お店の多い道なのですが、そこにポツポツと、あとは理系キャンパスに割とまとまって咲いているくらい。


韓国で桜を見るならやっぱりヨイドだそうです。今週末のKUBAのアクティビティはお花見なんですが、明日雨が降るらしくそれでかなり散っちゃうんじゃないかと…(泣)悲しい…





もう4月も2週目。あっという間に時間が過ぎててちょっと怖いです。月末には中間試験も迫ってて、私は特に考慮もせずに授業取ったので、韓国人でもヒイヒイ言うような内容を勉強してテストに備えなければいけません…しんどいっす…(笑)


で、留学生活も二ヶ月目に入った訳なんですが。

すでに今までを振り返って痛感したことがあります。


それは、まさに、











留学ってそんな大してキラキラしたもんじゃない



ってこと。
いやいや、ちょっとこの言い方かなり語弊があるんですけどね、要は何が言いたいかって。




留学に来たからって何かが劇的に変わるもんじゃない


ででん。これです。

高校生が心の中で「大学生になれば自然に彼氏が出来るよねウンウン…」って根拠もないおとぎ話を何となく信じてしまうように、
海外で生活するっていうだけで、普段とは違う環境に晒されて、気持ちもオープンになって、友達もたくさん出来て、毎日ご飯行って?






んな簡単に行くかボケェ


っていう話でした。(私は、です)


っていっても、日本にいた時にそんなおとぎ話を信じていた訳じゃなくて、
むしろそうじゃないだろうと考えてたからこそ、実際に過ごしながら、おとぎ話はおとぎ話でしかなかったことを痛感して日々反省しているのです。



一ヶ月過ごしてみて、私が一番手こずったのは、他でもない、対人関係です。


なかなか人との距離が縮まらない。ペースが非常に遅いのです。


というのも、
私は元々性格的に積極的じゃなくて、言葉が多い方じゃないし、周りの目をすごく気にしてしまうし、初対面の人との会話なんてもう苦手中の苦手なんです。
何話そう…何話そう…どうしよう…。終いにはそれに囚われすぎて何も出てこない。


日本にいるときから、これが悩みでしょうがなかったんですが、韓国に来てから本当にその性格のせいで更に悩むようになりました。


おまけにKUBAに行けば、英語が話せないと輪になかなか入れないという状況。(ちなみに私全然英語話せません)
正直、しんどかったです。(いや今もちょっとしんどいんですけども)



でも、やっぱり、韓国語が完璧じゃないからとか、英語が話せないからとかって、結局は言い訳でしかない。
私が出来ないのは、韓国語じゃない、英語でもない。根本的なコミュニケーションが出来ない、突きつけられた現実はこれでした。


英語が話せないから…と英語圏の人と距離を取ってしまっていたけれど、それは完全に、自分が話せない事に対する後ろめたさと、相手に対する申し訳なさと恐怖。環境のせいというより、自分のせいです。


相手が英語圏の人に限らず、韓国人でもそうなのですが、自分からコミュニケーションを取ることに対する恐怖があまりにも深すぎてさすがに自分でも凹みました。(笑)



そう思うと、やっぱり日本にいた時の自分はおとぎ話を信じてたのかもしれない。何かが変わるんじゃないか、変われるんじゃないか、そう思ってたのかもしれないです。



言語は伝えるためのツールでしかない

なんて、よく言いますけど、本当にそうだな〜とグサグサ刺さっている今日この頃です。
自分が伝えようとすれば伝わるし、伝えようとするかしないかは自分次第だと言うこと。結局悩む事は日本にいる時と変わらないやないか。


正直こんな事で悩んでるのすごい勿体無いなとも思うのですが、でも同時に、これが私の今一番弱い部分であるのも間違いないのです。
きっとここで変われなかったら、このままズルズルと引きずって半学期が終わるのが目に見えております(遠い目)




人の輪を広げるのも自分次第。
拙い言葉でいいから一言声をかけてみるかどうかも自分次第。
会話のキャッチボールをどんな形でもいいから投げ返すのも自分次第。



留学行ってきた人が誰しも言う、この"自分次第"、今になるとよーーーーーーーーく理解出来ます。だから、留学なんて誰にでも出来る、すごい事じゃない、そこで何をしたかなんだ、こういう言われる所以をヒシヒシと感じているのです。



やはり、愛嬌と物怖じしない強さってこういう時に発揮されるものなんだと思います。計算高く愛嬌ブリブリ振りまいてる女の子は苦手だけど、それでもやっぱり大事やわㅜㅜㅜㅜㅜㅜㅜ(大号泣)




この一ヶ月悩みに悩み尽くしたので、いい加減にしようと思って、
声をかける回数を増やしてみようとか、初めましての人と話をしてみようとか、自分から何か話かけてみようとか、本当に小さな事から始めてみることにしました。


勿論まだ怖いことも多いし、上手くいかない事の方が多いけど、1日が終わって振り返った時に、今日もまたこれが出来なかったじゃなくて、今日はこれが出来たが増やせるように頑張らんといかんです。



ここから二週間はテスト勉強でなかなか気持ちに余裕が出来ないかもしれないですが、並行していこうと心に決めて迎えた4月なのでした。



では、勉強に戻ります。